プロローグに戻るよ。
2001年 春先

8:00出発。やっぱり二人いるとテントを片付けるのは早い!!

 今日も、坂道ばかり。辛いけどそれが結構楽しい。…変かなぁ?? 特に、峠を登りきったとき、峠に勝ったというか、何と言うか、やり遂げたという達成感が体中に感じられる。そして、とても清々しい気分になる。それが、僕が自転車で旅をする理由の一つだ。

 防府へ行く途中、僕たちは鋳銭司跡が近くにあることを知ったので見に行くことにしたけど見つからず資料館はあったので、そこを見るだけにとどまった。(ここで、携帯の電池充電!)そして、防府に到着。ここでは、T君が見たいと言っていた大日古墳に行く。この古墳はかなりすごかった。全長約42mの前方後円墳で、横穴式石室の羨道が長さ9.4mもある。玄室には、刳抜式家型石棺が安置されている。

 そして、徳山市の本屋でなんと愛知の友達のY(実家の近所)に偶然遭う。かなりびっくりした。こんな偶然ってあるのかなと思い、日本は広いようで狭いなぁと思った。柳井に向かう途中、室積海岸というところがあって、そこは松が海岸沿いに植えられ砂もきれいでとてもよかった。

この日は、山口の柳井市に家のお婆ちゃんの家があり、お爺ちゃんの容態があまり良くないと聞いていたので、お見舞いも兼ねて、そこに泊まらせていただくことになった。お婆ちゃんの家に行く途中、光市で岩屋古墳(かなり山の中)、平生町で神花山古墳 前方後円墳 を見て廻った。そしたら、日が暮れてしまって着いたのは20:00になってしまっていた。




  久しぶりにお婆ちゃんと会う。そして、親戚の叔父さんたちも来ておりいろいろと昔の話とかで盛り上がった。このとき親戚といった血の繋がりも大切なのだと知った。(疲れているときにお酒は辛かった。)今日は、久しぶりに、あったかい蒲団で寝られる。(風呂に入ったとき、アキレス腱がめちゃめちゃ腫れていた。)