旅の記録

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2004 メキシコの旅

 2004/10/07

空が白みかけてきた朝の6時ごろ。私は目を開けた。バスはすでにメキシコシティに入ろうとしていた。再び戻ってきた。つい一週間前までは、この地にいたのだ。そこからメキシコの南部を旅し、また戻ってきたのだ。そう日本に帰るために。  

飛行機は明日の便。だから今日一日はゆっくりと過ごすことができる。だがその前にやっておかねばならぬことがあった。それは、財布の盗難届けを出して、証明書を発行してもらうことである。あぁー、忘れもしない(忘れてぇ)9月29日の日曜日。地下鉄メトロでそれは起こった。その後、オアハカに行かねばならなかったので、いままで盗難届けを出せずにいたのだ。

6時45分。私の乗るバスは、メキシコシティのバスターミナルに到着した。とりあえず荷物を降ろしたかったので、今日の宿に向かいそこで荷物を預かってもらうことに。宿は前と同じところ。

いざ警察署へ!と思ったが、私はスペイン語はあまりしゃべれないので、とりあえず日本大使館に行った。はじめはなかなか取り合ってもらえなかったけど、事情を説明したら、何とかしてもらえるみたいだった。なんか国際問題と深く関わるらしく、地元の警察との仲介役になっていただいても、その場合通訳として雇わなけらばならないらしい。行政機関はいろいろとめんどくさいなと思った。っと言うことで、近くの警察署に問い合わせてもらった。そしたら今ちょうど日本人の方が、同じ目的で訪れているらしいので、一緒に聞いてくれるそうだ。その日本人の方は、スペイン語が流暢に話せるらしいので、大使館の人を通訳として雇わなくてもよいそうだ。そんなこんなで警察署に行き、案の定その日本人の方にかなり助けてもらって、盗難届け証明書を発行してもらった。あぁ〜よかった。これで少しスッキリした。またまたいろんな人に、助けてもらっちゃった。

まだ時間もあることだし、メキシコシティを散策しつつ、お土産を探しつつ、宿に戻ることにした。

こっちあとがきにつづく